怪文書でお困りの方、犯人を特定されたい方向けの対策方法をお教えします

怪文書コラム
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会社や自分のサイトに怪文書が届いた時の対処法。犯人はどんな罪に問われるのか

カテゴリ:怪文書

会社や自分が運営するサイトに、あなたを誹謗中傷するような内容の怪文書が届いた場合、犯人はどのような罪に問われるのでしょうか?

 

「○○は多重債務者」「○○は整形していて実はブス」「○○は前科者」といった、事実の有無に関係なく、知られたくないことを不特定多数の人に知られてしまうと、あなたの社会的信用や経済的信用が落ちてしまいます。

 

もし、あなたがサイトで怪文書を受け取った場合、正しい対処法があります。

 

今回は、サイトに怪文書が届いた時に犯人が問われる罪と、正しい対処法をご紹介いたします。

 

 

サイトに怪文書を投稿するとどのような罪に問われるのか

怪文書は匿名や架空の名前で送られてくることが多く、犯人の目的は相手を困惑させることの他、嫌がらせやいじめを目的とした誹謗文書であることもあります。

 

例えば、「営業の○○は実は整形していて本当はブス」や、「○○の奥さんは○○と不倫している」など、根も葉もない内容の怪文書が、自宅や勤務先・実家・近所にばらまかれるケースが実際にある他、あなたが運営するサイトのコメント欄やSNS上に投稿されると、あなたの社会的信用や評価が著しく損なわれる可能性があります。

 

この場合、犯人はどのような罪に問われるのでしょうか?

 

 

名誉棄損罪(刑法第230条)

名誉棄損とは、他人の名声や信用といった人格的価値について社会から受ける評価を違法に低下させることを言います。

 

例えば、会社のサイトの問い合わせ欄やコメント欄、あなたが運営するサイトのコメント欄など、公の場やインターネット・SNSなど、不特定多数の人物が知る得る状況で、相手の事実を暴くことや、相手の人権や尊厳を侵害して不利益を与えた怪文書は、名誉棄損に該当します。

 

実際にあった事例だと、「○○さんは○○さんと不倫している」や、「○○には実は前科がある」といった怪文書です。

 

 

侮辱罪(刑法第231条)

名誉棄損は公の場で相手の事実を暴いた場合に適応される罪なのに対し、侮辱罪は事実を適示しなくても公然と人を侮辱した場合に該当する罪です。

 

例えば、「○○ってキモイよね~」「○○はバカ」といった、事実に関係ない象徴的な意見や評価の怪文書が侮辱罪にあたります。

 

 

信用棄損及び業務妨害(刑法第233条)

信用棄損とは、相手(怪文書を受け取った人)に関する“嘘の噂”を流したり、相手を騙すことで、相手の経済的信用を傷つける。あるいは、相手の信用が損なわせてしまう罪のことを言います。

 

例えば、「○○は自己破産手続き中」「○○は多重債務者で金にだらしない」などの内容の怪文書は信用棄損及び業務妨害にあたります。

 

 

名誉棄損と侮辱罪は親告罪

親告罪とは、あなた自身が訴えを起こさなければ、犯人が罪に問われないことを言います。

 

名誉棄損や侮辱罪は親告罪なので、怪文書を受け取り犯人が明らかになった時に、あなたが告訴することで犯人に罪を償わせることができます。

 

親告罪の反対は「非親告罪」と言い、先ほどご紹介した信用棄損及び業務妨害は非親告罪なので、事件が発覚すれば被害者の告訴の有無に関係なく、捜査や刑事裁判が行われます。

 

 

サイトに自分宛ての怪文書が投稿された時の対処法

会社や自分のサイトの問い合わせ欄やコメント欄に、あなたの名誉を棄損する、あるいは侮辱するような内容の怪文書が届いた場合は、まず「WEB魚拓」という無料WEBアーカイブサービスを利用して保存します。

 

WEB魚拓とは、万が一問い合わせやコメントを誤って削除してしまった場合や、犯人が自分のコメントを削除した場合でも証拠として怪文書を保存できるWEBアーカイブサービスのこと。キャッシュを保存することで、削除などでリンク切れが起こっても閲覧できる便利なサービスです。

 

WEB魚拓で証拠を保存したら、怪文書を専門に扱う探偵に調査依頼をします。

 

なぜ警察や弁護士ではないのかというと、警察は実際に事件が起こらなければ動くことができず、また弁護士も犯人が特定できていなければ訴訟準備ができないためです。

 

そのため犯人を明らかにするために、怪文書専門の探偵に犯人特定の調査を依頼します。

 

スプラッシュでは、怪文書を受け取ったあなたが望む解決策を、これまでの怪文書事件解決の豊富な経験を生かして、多くの方法を提案することができます。

 

また、警察への相談立ち合いや、怪文書に強い弁護士の紹介、犯人のバックグラウンドの調査なども行うため、犯人を特定して終わりではありません。

 

突然サイトに届いた怪文書にどうしたらいいのか途方に暮れている方は、スプラッシュにご相談ください。

 

 

まとめ

怪文書は、内容などによって名誉棄損や侮辱・信用棄損といった罪に問われる可能性があります。

 

怪文書は匿名、あるいは架空の差出人で届くので犯人特定を諦めてしまう方が多いですが、怪文書を受け取った時点であなたの評価は著しく損なわれてしまうので、平穏な生活を取り戻すためにも、犯人は特定するべきです。

 

スプラッシュでは、あなたが望む解決方法を豊富な経験から提案することができます。

 

突然怪文書を受け取って途方に暮れているという方は、スプラッシュまでご相談ください。