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仕組まれた!?東京大学総長の改選【怪文書】

カテゴリ:ねつ造 嫌がらせ 学校 怪文書 職場 証拠隠滅 誹謗中傷

東大と言えば、日本の学校教育トップレベル。

2020年は6年に1度の東京大学総長の改選、何やらドタバタしているようです。

7通以上の怪文書が配布され、選考会議の録音も週刊誌やネットに流出

今回は東京大学総長をめぐる泥沼試合について紹介します。

宮園浩平さんに関する怪文書

7月7日に意向投票が行われたところ、東京大学医学部 理事・副学長の宮園浩平さんが1位(67票)でした。

この意向投票は本戦の候補者を決めるものですから、当然宮園浩平さんが有利です。

しかし、ここで怪文書が広がります。

内容は「論文の捏造で懲戒解雇処分された加藤茂明氏と、宮園さんは共著がある」。

2017年、発表論文165本中33本に不正行為が認められたという問題です。

それに宮園さんは関わっているのだから、候補者から外すべきだと主張です。

(※のちに不正に加担した事実はないと最終報告)

証拠隠滅?音声データ削除

実は、東京大学総長選考に関わる電子データ(音声を含む)文書は保管しなければいけないという決まりがあります。

しかし、NHKによれば音声データが消去されたとのこと。

東大の関係者から選考の透明性を問われた議事側が証拠隠滅したのです。

それでも結局、反訳(テープ起こし)が週刊誌やネットにが出回りました。

内容はまったく公平でなく、議長による誘導・女性や多様性のある候補者の排除、そして怪文書による宮園浩平さんの排除などが聞き取れました。

東京大学総長は「ふさわしい人が適切に選ばれた訳ではない」、さらに東大は「証拠すら残さない」という訳です。

改選の透明性を求む声

今回、東京大学総長改選の実態を知ることになり、関係者から議論が沸き起こりました。

基準や選考結果・選考過程・選考理由を公表すべき。

怪文書についても意向投票のタイミングに合いすぎていることから、「最初から仕組まれていたのではないか」という声もあがっています。

重要なポジションだからこそ、誰もが納得する人・理由を伝えて欲しいものですね。

まとめ

東京大学総長の改選は権力争いでドロドロでした。

意向投票で1位を獲得した宮園浩平さんは、匿名の怪文書により候補者から外されました。

選挙や上層部の人事には怪文書がつきものですが、何も調べずに内容を信じて候補から外すというのは”仕組んだ”と思われて仕方ありません。

「公平な結果だ」と全員が納得するためには、怪文書の出どころなども調査すべきです。

人事に関わる名誉毀損や誹謗中傷・怪文書は当社スプラッシュジャパンにご相談ください。

「怪文書対策コンサルティング」では証拠を集め、犯人を特定し、問題の解決へと導きます。