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職場で嫌がらせを受けた時の効果的な対処法と嫌がらせのよくあるケース

カテゴリ:ハラスメント 嫌がらせ 職場

職場で嫌がらせを受けているような気がする・・・

職場の誰かから嫌がらせの手紙を送られた

など、職場での嫌がらせに悩んでいる方は少なくないと思います。

 

コロナの影響もあって、最近では職場だけでなくあらゆる場面で嫌がらせをされたり嫌がらせの手紙が送られてしまったりする被害が増えています。

 

そこで今回は、職場でよくある嫌がらせのパターンや嫌がらせをされやすい人の特徴、そして嫌がらせを受けた時の適切な対処法についてご紹介します。

 

職場でよくある嫌がらせの被害

まずは、職場の嫌がらせでよくあるパターンから見ていきましょう。もし自分と当てはまるものがあったら、それは立派な職場での嫌がらせでありいじめですのですぐに適切な対処を取ることをお勧めします。

 

集団で無視する

職場でよく起こる嫌がらせに、職場で挨拶をしても無視されたり、上司や同僚たちが会話をしてくれなかったり、自分が話し出すと一気にみんなその場からいなくなったりなどの嫌がらせがあります。

 

これはあからさまではなくても心理的なダメージがかなり大きい悪質な嫌がらせです。

 

また、職場のみんなが参加する飲み会やイベントに自分だけ声をかけられないというケースもあります。

 

嫌がらせの手紙やメールが送られてくる

あなたの住所を職場内で手に入れて自宅に嫌がらせの手紙が送られてくるという陰湿な嫌がらせもあります。

 

また、職場のメールに匿名で嫌がらせのメールが送られてくるケースもあります。誰がやっているかわかりにくいものなので犯人特定のための調査が必要になることも多いです。そのため、嫌がらせの手紙やメールは捨てずにそのまま保管することが大切です。

 

無理な仕事を押し付けてくる

終業時間ギリギリになって大量の仕事を押しつけられることが多かったり、一日では到底できないような無理な量の仕事を押し付けられたりなど、仕事を通しての嫌がらせもよくあるケースです。

 

仕事なので断ることもできずに無理をしてしまう人が多いので過労につながる危険な状況です。

 

みんなの前で馬鹿にする

笑いのネタにされて、みんなの前で馬鹿にしたり笑いものにしたりするのも、行き過ぎてしまうと立派な嫌がらせです。

 

相手の名誉を傷つけ、心を踏みにじる行為なので自信の喪失につながってしまうでしょう。

 

仕事や情報を与えない

「この商品は販売ストップだ」「このクライアントに会いに行くときは●●に注意すること」など仕事に関する情報を与えないのも嫌がらせの一つです。

 

仕事の現状を把握し、ミスをしないためにも情報を持っておくことは必要不可欠です。情報が共有されないことによるミスや失敗で罵倒され、さらなる嫌がらせにつながることもよくあるケースなのです。

 

毎日のように暴言や嫌味を言われる

書類のチェックをお願いすると上司から「まだダメだ!」「やり直せ!」「何回同じこと言わせるんだ!」と怒鳴られたり、同僚たちの前で「無能」「バカ」「役立たず」など暴言を浴びせられたりする明らかな嫌がらせもあります。

 

また、有休を取ったり、産休を取ったりしたときに、ネチネチと「周りがどれだけ大変になるか考えてない」「自分のことしか考えてないな」などと嫌味を言われることもあるようです。

 

セクハラをする

会社の上司から身体を触られたり、卑猥な言葉を浴びせられたりする性的な嫌がらせはセクハラです。セクハラもいまだによくある嫌がらせのケースです。

 

セクハラというと男性から女性に対して行われる嫌がらせというイメージですが、女性の上司から男性部下に対して行われることもあります。

 

どういうタイプが職場で嫌がらせを受けやすい??

職場の嫌がらせに関わらず、嫌がらせやいじめをするのは加害者側がもちろん悪いのですが、嫌がらせをされやすいタイプというものも存在します。

 

ドラえもんでいうジャイアンは嫌がらせをされにくそうだけど、のび太はいかにも嫌がらせやいじめを受けやすそうなタイプに見えますよね。

 

いじめられやすいタイプを知っておくことでいじめや嫌がらせを未然に防ぐことができる場合もあります。どのようなタイプが職場での嫌がらせを受けやすいか見ていきましょう。

 

おとなしい

おとなしくて自分の意見がはっきり言えないタイプは嫌がらせを受けやすいです。おとなしいタイプはプライベートにおいてはあまり問題になりませんが、仕事においては自分の意見をはっきり主張したり、主体性のある行動をしたりすることが評価されることがあります。そのため、はっきりとして発言や行動がないことにイライラして嫌がらせをしてしまう人もいるのです。

 

自己主張が強い

反対に自己主張が強すぎるタイプも嫌がらせにあいやすいです。自分の主張にこだわるあまり、周りが見えなくなってしまい、他の人の意見や考えを軽視する傾向があるので、反感を買ってしまうのでしょう。

 

見た目が良い

可愛い、カッコいいなど見た目がいいタイプは何も悪いことをしていなくても妬みやひがみから嫌がらせを受けやすいです。見た目が良いからこそ自信に満ちた言動や堂々とした態度が、職場の周りの人たちの反感を買ってしまい、嫌がらせを引き起こすこともあります。

 

仕事ができる

このタイプも見た目が良いタイプと似ていて、仕事ができるからこそ周りから妬みや嫉妬をされて嫌がらせを受けてしまうことがあります。

 

自分は仕事ができる人間だと横柄になっていないか普段の言動を見直してもいいかもしれません。

 

ミスが多い

何度も同じミスを繰り返してしまうタイプは上司からイライラされやすくなってしまいいじめや嫌がらせの対象になりやすいです。ストレスの溜まっている上司の都合のいいはけ口にされやすいので、ミスが多いと自覚しているのであればミスを防ぐための仕組みを自分なりにつくるなどして、仕事に対する意欲を見せるといいでしょう。

 

指示やアドバイスに反抗的

自分の意見が強すぎて上司や先輩からの指示やアドバイスを聞こうとせず、反抗的な態度を取ってしまう人も嫌がらせを受けやすいでしょう。

 

たとえ、上司や先輩の指示やアドバイスが的を得ていないものであったとしても一度は素直に聞こうとする態度を見せることが大切です。そのうえで、自分なりの意見を謙遜していってみるのがいいかもしれませんね。

 

逆に職場で嫌がらせをするのはどんなタイプが多い?

嫌がらせを受けやすいタイプとは反対に、嫌がらせをしやすいタイプについても見ていきましょう。

 

このような人が周りにいれば要注意ですし、もし自分がされた嫌がらせの犯人がわからない場合は、以下の特徴を持っている人が嫌がらせの犯人の可能性があります。

 

ストレスが溜まっている

職場で嫌がらせをする人は、ほぼ間違いなくストレスを溜め込んでいるでしょう。仕事のストレスだけでなく、家庭でうまくいっていなかったり子育てで疲れていたりすると嫌がらせをすることでストレス発散をしようとしているのかもしれません。

 

自分に自信がない

嫌がらせをする人は正々堂々と相手に立ち向かう自信のない人であることが多いので、自分に自信がないタイプが多いです。

 

自分が中心にいたい

自分より誰かが評価されるのが許せない、自分以外の人間がチヤホヤされるのが嫌だ、というような自分が常に中心にいたいタイプも嫌がらせをして自分より目立っている人を蹴落とそうとする傾向があります。

 

仕事に注力していない

職場は仕事をする場所で須賀、仕事に注力していない人は暇つぶしに嫌がらせをすることがあります。

 

職場で受けた嫌がらせに対しての対応で取ってはいけない行動

職場で嫌がらせを受けているときに、被害者の方が取ってしまいがちな行動があります。根本的な解決にはなりませんので、以下の行動は絶対に取らないようにしてください。

 

仕返しをしようとする

職場で嫌がらせを受けていると許せない気持ちや悔しい気持ちが大きくなってきますよね。嫌がらせをしてくる人に仕返しをしてやりたいと思う気持ちもわかります。

 

しかし、暴力や言葉で仕返しをしても、嫌がらせ問題は根本的に解決することはありませんし、むしろ悪化してしまうでしょう。

 

また、暴力を振るとあなたが逆に加害者になってしまいますので、絶対に仕返しはしてはいけません。

 

耐える

嫌がらせの問題を大きくしたくないという気持ちからひたすら耐えようとする方もいますが、それもNGです。

 

黙って耐えて自分だけで抱え込んでいると嫌がらせやいじめはますますエスカレートしてしまう可能性があります。まずは上司に相談したり、人事や総務、社内の相談窓口に報告したりすることで信頼できる人に話しておくことが大切です。

 

職場で嫌がらせを受けた時の効果的な対処法

もし自分が職場で嫌がらせを受けたら、どのように対処するのがベストなのでしょうか。ここでは効果的な対処法をお伝えしていきます。

 

嫌がらせをする相手を観察する

嫌がらせを受けたら、まずはその相手を観察してみましょう。観察をしていると、相手がどのような場面でどのようなきっかけで嫌がらせをしてくるのかが見えてくるはずです。

 

嫌がらせのきっかけになる出来事がわかったら、そのきっかけを作らないように予防できるかもしれません。

 

嫌がらせの内容をメモしておく

されてきた嫌がらせの内容をメモしておくことも重要です。嫌がらせの内容だけでなく、日時や時間帯、その場にいた人物の名前、そのときに感じた自分の気持ちも一緒にメモに残しておくといいですね。

 

嫌がらせの実際の内容をメモしたものがあれば、裁判の時に証拠として使える可能性があります。

 

録音する

嫌がらせのメモよりもさらに証拠として効力の強いものが録音データです。嫌がらせが暴言や罵詈雑言の場合は特に有効です。

 

音声データは動かぬ証拠になりますので、いつでも録音できるように準備しておくといいですね。

 

自分の行動を振り返る

嫌がらせはするほうが圧倒的に悪いのですが、嫌がらせをされるほうにも問題があるときもあります。

 

そのため、自分の普段の言動を振り返って反省すべきところはないか考えてみるのも効果的です。

 

先ほどご説明した嫌がらせを受けやすいタイプの特徴に自分が当てはまっていないか、治せるところはないか考えてみてもいいでしょう。

 

診断書をもらう

精神的ダメージが酷い場合は精神科の先生に診てもらって診断書を発行してもらうのも有効です。裁判の際、とても心強い証拠になってくれるでしょう。

 

嫌がらせの実態を探偵に調査してもらう

嫌がらせの内容が悪質で自分では証拠が取りにくい場合や、そもそも嫌がらせの内容が匿名で手紙を送り付けてくるなど犯人が分からない場合は、探偵に調査を依頼するのが効果的です。

 

探偵であれば、嫌がらせの犯人が誰なのか、嫌がらせの実態の詳細について証拠を取ってくれます。もちろん、裁判になったときに法的に有効な証拠として使えます。

 

職場での嫌がらせに我慢できなくなったときは・・・

職場の嫌がらせやいじめがエスカレートしてきてどうしても我慢できない!!となった場合は、どういう選択肢があるでしょうか。

 

転職する

職場を変えるという選択肢が考えられます。嫌がらせをする人から離れるのが一番の特効薬でしょう。

 

ただし、万が一自分自身が嫌がらせを引き起こしやすい性格だとすると、別の会社に転職しても同じことを繰り返してしまう可能性もあります。

 

嫌がらせの相手を法的に訴える

嫌がらせの内容があまりにもひどい場合は法的に訴えるという選択肢もあります。法的責任を問うことに関しては、こちらの【嫌がらせの手紙が送られてきたときの法的対処と対処する際の注意点】の記事を参考にしていただければ幸いです。

 

嫌がらせの相手に慰謝料請求する

嫌がらせを受けたことで精神的なダメージが大きく、うつ病になってしまった場合などは慰謝料請求することも検討に入れるべきでしょう。

 

慰謝料請求する場合は、嫌がらせの詳細を示すことができる法的に有効な証拠をそろえる必要があります。

 

まとめ|職場での嫌がらせに対応するには証拠を集めることが重要!

職場でのいじめや嫌がらせに対応する際、重要なのは嫌がらせの証拠を集めておくことです。嫌がらせの加害者は、職場で懲戒処分を受けたり、嫌がらせの内容によっては法的責任を追及されたりしますが、いずれにしても、証拠が求められます。

 

嫌がらせの証拠は自分では確保しにくいことも多いですし、集められたと思っても裁判では使えない法的に無効なものになってしまうことも多々あります。

 

不安な方は、ぜひ嫌がらせ調査に強い探偵に証拠集めについて相談してみるといいでしょう。裁判を起こしたい場合は弁護士も適宜紹介してもらえますので、スムーズに対処できるはずですよ。