カテゴリ:怪文書
時代の変化と共に、怪文書の特徴が変化しています。
特に急増しているのが、TwitterやFacebook・InstagramなどのSNSアカウントを悪用した怪文書です。
なかには危害を加えることを明確に書いている怪文書も多く、安易に放置するのは危険です。
そこで今回は、SNSを利用した怪文書の特徴と、SNSアカウントを怪文書から守るためのポイントや、もし怪文書を受け取ってしまった時の対処法をご紹介いたします。
怪文書と言えば、新聞紙の切り抜きを利用して作成された、匿名の手紙を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
小説などフィクションの世界で人気の怪文書は、現実だと時代の変化を色濃く受けて日々変化しています。
近年では、誰しもがパソコンやスマートフォンを所有する時代になり、SNSアカウントやメールアドレスを1つは持ってる人が多いことから、これらのアカウントを利用した怪文書が広がりを見せています。
例えば、TwitterやFacebook・Instagramなどは、公開アカウントなら誰でも気軽にDM(ダイレクトメッセージ)やコメントを送ることが可能なので、これらを利用して怪文書を送る手法が急増しています。
古来から怪文書は、犯人が「自分が差出人だと知られたくない」という思いから、匿名や架空の名前で怪文書を作成するのが特徴。
現代ではSNSアカウントを利用した怪文書の他、パソコンやスマートフォンで作成して印刷された怪文書が多く、デジタル化された文面であることから筆跡が残らないという特徴があります。
SNSアカウントに住所や本名・電話番号・店舗の情報を記載していなければ、SNSアカウントを利用した怪文書であなた個人を特定して危害を及ぼすまでは考えられないため、基本的には無視して構いません。
しかし、本名や住所・店舗の情報など、あなたの住所や勤め先などの手がかりをSNSアカウント上に公開している場合は、何らかの被害を受ける可能性があるため注意が必要です。
実際にあった事例ですと、2018年5月24日に報道された乃木坂46の白石麻衣さんに、SNS上で複数回に渡って脅迫ともとれる怪文書のコメントを送り続けた男が逮捕された事件がありました。
【参考】日刊スポーツ
また同じような事件で、2019年9月20日にNGT48の加藤美南さんに宛てて、「危害を加える」といった内容のダイレクトメッセージを送り付けた男が逮捕されています。
【参考】exciteニュース
このように、有名人の場合はテレビ出演やコンサートなどのスケジュールが一般人でもある程度は予測できるため、怪文書を受け取った場合はより注意が必要です。
怪文書から何かしらの被害を受けないためには、「個人が特定ができる情報を極力書かない」これに尽きます。
本名や住所、勤め先、学校名など、個人情報は必要でなければプロフィールや投稿に書かないように気を付けましょう。
また、投稿された画像や動画に位置情報が記録されていると、あなたが今どこに居るのかまで多くの人が知ることになります。
これは特にスマートフォンからSNSアカウントに投稿する際に、気づかずに設定されて投稿してしまっているケースが多いので、心当たりのある人は設定を見直してみましょう。
SNSアカウントに怪文書を受け取ったら、相手がアカウント削除しても怪文書を見ることができるように、WEB魚拓などのWEBアーカイブサービスを利用して証拠を保存します。
そして怪文書を受け取ったら、怪文書を専門に扱うプロの探偵に調査依頼をします。
「どうして警察や弁護士じゃないの?」と疑問に思われる方が多いと思いますが、警察は実際に事件が起こらなければ動くことが出来ず、また弁護士も犯人が特定できなければ訴訟準備ができません。
スプラッシュでは、これまでの豊富な怪文書事件解決の経験を生かして、あなたが望む未来を様々な方法で解決できるように、多くの手段を提案することができます。
怪文書事件は、犯人の写真を撮っておしまいではありません。
平穏な生活を取り戻すためにも、スプラッシュでは警察への相談の立ち合いや弁護士の紹介、犯人との示談アドバイスなども行っているので、怪文書を受け取って不安という方は、まずはスプラッシュにご相談ください。
時代の変化と共に、SNSアカウントを悪用した怪文書が増えています。
あなたのアカウントを怪文書から守るためには、個人を特定できる情報を極力書かないことに尽きます。
それでも怪文書を受け取った場合は、警察や弁護士への相談の前に、スプラッシュにご相談ください。