カテゴリ:怪文書
「怪文書」が送られたら何をすべきか、ご存知でしょうか。
初めて見た時は、混乱してしまうかもしれません。
しかし、落ち着いて対応しましょう。
この記事では、手順を4つに分けて解説します。
それぞれの局面で気を付けたいポイントも載せました。
最短でいつもの風景を取り戻すために、確認していきましょう。
「怪文書」が届いた際には、不安・恐怖・怒り、様々な感情が湧き上がることでしょう。
まずは深呼吸しましょう。
差出人は、あなたのことを見ているかもしれません。
ここで慌てたり、大きな騒ぎにしたりすると、先方が喜ぶだけです。
冷静さが求められています。
「怪文書」を手元に置きたくない気持ちも分かりますが、保管を忘れずに。
「ただの嫌がらせでしょう。」と思って、破棄する方もいます。
怒りに任せて破る方も。
これはおすすめしません。
知り合いに見せる際も注意が必要です。
もしかしたらその人が、張本人かもしれません。
「怪文書」自体が、立派な証拠のひとつです。
コピーを取る・写真を撮るなどをしましょう。
郵送で届いたなら、封筒もあわせて保管します。
メールの場合は、自宅やプライベートのアドレスに転送をします。
FAXで不特定多数に送られているなら、可能な限り回収します。
「怪文書」問題を解決するには、保管が第一歩です。
「怪文書」の内容に、事実は含まれていませんか。
例えば、不倫・横領です。
弱みを握られている状態では、上手く立ち回ることが出来ません。
不適切な行動は慎みましょう。
また、逆恨みや妬みから罵詈雑言を送ってくる人もいます。
社内での評価・派閥争いに関係している場合も。
自分が有利な立場にいるとしたら、法的な措置を取りやすいです。
特定の人間しか知らない情報が載っているとしたら、犯人を絞り込めます。
「怪文書」に書かれている内容が嘘か真か、確認しましょう。
「不倫交際をしている」と書かれている場合、動揺することでしょう。
自分・またはパートナーの不貞行為を密告されると、家庭の幸せが壊れます。
犯人は、不倫相手や不倫を知っている親しい間柄・職場の人間など様々。
興信所で捜査を依頼し、決定的な現場写真も同封するケースもあります。
無言電話も増えているなら、目的はおそらく、不倫をやめさせることです。
「怪文書」を送った原因は男女関係だった、という確率は高いんです。
「怪文書」トラブルを解決するため、プロに依頼しましょう。
社内に配布されている場合は、一旦会社に報告します。
まだこの時点では、警察や弁護士は動けません。
犯人の特定や証拠集めを行うのが先決です。
身近な人に相談するのは控えたほうが良いでしょう。
悪い噂が広がってしまうかもしれません。
差出人を見つけ出すため、信頼できる業者に頼みます。
筆跡鑑定や犯行現場の撮影など、本格的な捜査を行います。
掲示板やSNSでの中傷の場合、情報開示を求めることになります。
メールなら、送信元のIPアドレスなどを調査したり、パソコンからデータを復元したりします。
封書なら、筆跡や句読点の癖などから犯人を割り出します。
プロであれば、「怪文書」を送りつけた人間を素早く探し出すことができます。
業者を選ぶ際は、慎重に比較しましょう。
以下の3つに注目してください。
・実績(解決率、メディアに取り上げられているか)
・料金(料金設定が明確か、成功報酬などの追加料金は発生しないか)
・日数(調査日数、報告頻度や内容)
他にも、アフターフォローの充実さや口コミ・評価をチェックします。
残念ながら、悪徳業者はゼロではありません。
成功を収めるため、しっかりとした業者に調査を依頼しましょう。
「怪文書」の作成者が分かり、証拠が揃えば、解決はもうすぐです。
あなたが犯人に何を求めているかによって、ゴールは異なります。
民事・刑事事件どちらかの法的措置が検討できます。
当事者だけで対面するのは危険ですので、第三者を呼びましょう。
弁護士を立てて、示談交渉も可能です。
その際は、「今後一切関わりを持たない」などの確約を取り付けます。
警察に相談するのも一つの手です。
現在の被害状況を伝え、手紙などの証拠を提出し、何らかの罪に問えるかを確認しましょう。
「怪文書」の内容によっては名誉毀損や侮辱罪、信用毀損及び業務妨害に当たります。
犯人が分かった時点で、追い詰めたくなる気持ちも分かります。
しかし、被害者(あなた)自身では行動を起こさないでください。
相手を刺激してしまったり、逆上されたり、より大きなトラブルに発展する可能性があるためです。
ご自身だけでなく、家族やまわりの方たちにも影響を及ぼすかもしれません。
根本的な解決に導くため、専門家に協力を依頼しましょう。
「怪文書」が送られた際の手順をまとめました。
この順番に沿えば、スムーズに収束させることが出来るでしょう。
手順①まずは冷静に
手順②行動の振り返り
手順③専門家に相談
手順④解決へ向かう
一人で悩まずに、それぞれのプロに任せることが重要です。
素早く事態を落ち着かせ、日常を取り戻せるでしょう。
当社スプラッシュジャパンの「怪文書対策コンサルティング」は、あなたに寄り添います。
証拠を集め、犯人を特定し、問題の解決へと導きます。
本気で「怪文書」問題に取り組みたい方のみ、お問い合わせください。