カテゴリ:怪文書
怪文書を受け取った時、言い知れぬ不安や恐怖を感じる方が多いと思いますが、落ちついて怪文書を読むことで、犯人の心理や犯人特定に必要な情報が見えてきます。
今回は怪文書を作成する犯人の心理や、犯人特定のためのポイントをご紹介いたします。
怪文書とは、誰が書いたのか分からない手紙のことで、近年ではメールやSNS上で送られてくることもあります。
この怪文書を書く犯人の心理とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
怪文書を書く人は、自分が怪文書を書いた犯人だと知られたくないと思っています。
怪文書が送られてくる人は、企業や団体・個人の場合が多く、例えば会社に長年勤めていながらも、日々会社に対して不満を抱いており、そんな時に許されない不正を見つけてしまった場合などは、自分が犯人と知られないように告発する怪文書を作成するでしょう。
こういった犯人が怪文書を送る背景によって、差出人が分からないように工夫されていたり、手紙に指紋や筆跡が特定されないようにされているケースがあります。
また近年では、メールやSNSなどインターネットを利用した怪文書が多く、いわゆる捨てアカウントを用意して怪文書を送るケースもあります。
例えば、親戚に金をだましとられて家も財産も全て失ってしまった。夫を愛人に取られて自分は苦しんでいるのに、夫と愛人は毎日楽しそうに生活しているなど、怪文書を送る人は、あなたに対して強い恨みなどの悪意を抱いています。
この悪意が自分でコントロールできなくなった時、悪意を対象の人物にぶつけるために、怪文書という手段にでることもあります。
怪文書には犯罪予告がされるケースもあるので注意が必要です。
スプラッシュでは、突然の怪文書に悩む方のご相談をお受けしています。
怪文書の犯人を特定することで、「犯人が見つかった」という安心をあなたや周囲の家族などが得られるということ以外に、怪文書による周囲の誤解を解くことも可能です。
怪文書はその不気味さから放置してしまう方が多いですが、ばらまかれた怪文書などによるあなたへの誤解を解いたり、犯罪を防ぐために怪文書の犯人は特定すべきです。
弊社では、
これらの工程を経て、怪文書の犯人特定を行います。
このように怪文書が送り付けられた状況を整理すると、怪文書が届いた状況が浮き彫りになってきます。
直接ポストに投函された、あるいは郵送された場合、あなたの家の住所を知っているということになります。
これには「おまえの家を知っているぞ!」という犯人のメッセージが込められているので、これだけでも犯人が怪文書に込めた思いを掴むことができます。
いつどのようなできごとを言っているのか、誰との関係を言っているのかなど、怪文書に書かれた内容を冷静に読んでいくと、心当たりのある人物が見えてきます。
怪文書が届いた時は不安と恐怖で破り捨てたくなりますが、落ち着いて怪文書を読んでみましょう。
これは重要なポイントで、会社で使われるようなコピー用紙なのか、100円ショップで販売されているような薄いコピー用紙なのか。また、インクのにじみ具合や消印などから犯人に近づくことができます。
最近では新聞の切り抜きを使った怪文書より、スマホやパソコンで作成した怪文書が多く、印刷の際に使用するインクでインクジェットなのかレーザーなのか、プリンターの種類を特定することができます。
また、手書きの怪文書の場合はパソコンやスマホで怪文書を作成するのが煩わしいと感じている年代であることや、筆跡や言葉の言いまわしから性別や年代を特定することができます。
怪文書を送る犯人は、自分が怪文書を書いたと特定されたくないと思っているのと同時に、あなたへ強い悪意を抱いています。
そうした犯人が作成する怪文書は、時に犯罪予告が記されていることもあるので注意が必要です。
犯人を特定するためにスプラッシュでは様々な方法を行い、犯人特定に努めております。
突然の怪文書にお悩みの方は、弊社までご相談ください。