カテゴリ:怪文書
「怪文書」は突然、日常を壊します。
「はがきで悪口が書き殴られていた。」
「近所のポストに、過去を暴露するビラが配布されていた。」
「メールで、機密情報と脅迫文が載っていた・・・。」
誰が書いたか分からない、気味の悪い文書。
この記事では、「怪文書」の種類と特徴をまとめました。
どのような手段を用いたかによって、ある程度の目的や犯人像を予想できます。
しかし、差出人を特定するには専門的な知識が必要です。
お手元に「怪文書」が届いたら、すぐさまプロに調査を依頼しましょう。
「怪文書」の定番、手紙・はがき。
はがきは、文面が誰でも読める状態です。
不倫の暴露、罵詈雑言。
郵便局の局員、配達の担当者、家族、社員他、まわりの人の目に入ります。
「あなたを孤立させたい」といった、社会的なダメージを目的としているのでしょう。
通常のはがきに加え、年賀状や暑中見舞い・残暑見舞いなど時期に合わせる場合もあります。
低価格で郵便局やコンビニで購入できます。
手軽なので、犯人にとっては使いやすいタイプともいえます。
手書きであれば、筆跡鑑定を頼みましょう。
乱暴に書かれていたり、いつもとは異なる書き方をしたり、自分の筆跡を隠そうとします。
「怪文書」と、ほかの資料(日記・手紙・メモ・落書き)と比較し、同一人物か調査します。
共通文字が多ければ多いほど、鑑定精度が高まります。
同じ会社に勤めている人が怪しいと思うなら、日報や報告書・休暇届・履歴書などを入手しましょう。
できるだけ資料が多いほうが、特定しやすくなります。
チラシ・ビラの「怪文書」は、巧妙なケースが多いです。
あなたの経歴を徹底的に調べ上げていることも。
事実が半分、嘘が半分といった形で、真実味を帯びています。
印刷物がほとんどで、不特定多数に配布しようと企んでいます。
選挙時・派閥争いなど、「誰かを選ぶ」シーンでばら撒かれる場合も。
選挙区内や全国の支社など、大勢の人に見せようと考えています。
ライバルが、組織的にあなたの評価を落とそうとしているのです。
出来る限り回収しておくと、大きな証拠になります。
一人で立ち向かうのは難しいので、専門家に協力してもらうほうが賢いでしょう。
内容は虚偽・誹謗中傷が中心です。
「怪文書」が届くまでに、複数人が関わっていると思われます。
情報収集から執筆、印刷、配布、それらを取り締まるリーダー的存在、さらに指示者、と集団で行っている可能性が高いのです。
張り紙をされるケースもあります。
動機や金銭面などを考えると、ある程度犯人の見当がつくのではないでしょうか。
会社で出回る「怪文書」は、FAXやメールが多くなってきました。
内部告発や脅迫・プライバシーの暴露など、内容は様々です。
証拠を残さず、かつ確実に相手の目に止まるよう、行動しているのが伺えます。
社内の人間や退職者のパターンが考えられます。
企業内で対応すると、動揺が広まり、雰囲気が悪くなることも。
退職者の続出・経営の悪化につながってしまいます。
信頼できる業者に、調査を依頼しましょう。
FAXやメールの差出人はごまかしやすく、特定が難しいでしょう。
FAXの場合は、コンビニから送信可能で、発信元は店舗名が記載されます。
メールの場合はネットカフェや不正アクセスが使えます。
専門家は、メール情報を解析・データを復元などで、犯人を割り出すことが可能です。
「怪文書」ははがき・ビラだけではありません。
インターネットの普及により、デジタルでの嫌がらせも急増しました。
・SNS(「Twitter」や「Facebook」など)
・掲示板(「2ちゃんねる」など)
・口コミサイト(「食べログ」など)
ネットへの書き込みは簡単で、しかも拡散されやすいのが特徴です。
プロバイダへの情報開示などで、犯人を特定します。
「怪文書」を作成するサイト、「怪文書ジェネレータ」をご存知でしょうか。
本格的な「怪文書」が数秒で作れてしまいます。
注意書きには「犯罪を助長するものではありません。」と載っています。
作成時には再度警告が表示され、「同意」ボタンをクリックするだけで完成します。
新聞やちらしの切り抜きなどのフォントが使われています。
ユーモアとして利用する人も、もしかしたらいるかもしれません。
参考:怪文書ジェネレータ
怪文書の作成方法に分けて、解説しました。
ケースによりますが、大まかに分けるとこうです。
手紙・はがきは個人的な恨み、
チラシ・ビラは組織ぐるみ、
FAX・メールは会社関係。
差出人の予想を付けたなら、確実に追い詰めるため、プロに頼みましょう。
当社スプラッシュジャパンの「怪文書対策コンサルティング」は、あなたに寄り添います。
証拠を集め、犯人を特定し、問題の解決へと導きます。
本気で「怪文書」問題に取り組みたい方のみ、お問い合わせください。