カテゴリ:怪文書
「自宅に嫌がらせの手紙が届くようになった・・・。」
「誹謗中傷のビラが配布されている・・・。」
そんなときは、「指紋鑑定」を検討しましょう。
あなた自身を含む、複数人の指紋がべったりと付着しています。
その中には、差出人の指紋も・・・。
触った人を一人ずつ割り出せば、いつかは犯人にたどり着きます。
今回は、「指紋鑑定」の種類と、よくある疑問をまとめました。
怪文書で困っているなら、決定的な「指紋鑑定」で犯人を特定しましょう。
怪文書が手紙やはがきで届いたなら、指紋が残っているはずです。
犯人を特定するため、専門家に依頼しましょう。
「指紋鑑定」は、大きく分けて3種類の方法があります。
①特徴点鑑定
②汗腺口鑑定
③隆線縁鑑定
世界的には、①の「特徴点鑑定」が主流です。
人の指紋はそれぞれ特徴を持っています。
・線が始まる(終わる)位置
・枝分かれしている箇所
・カーブの度合い
など、ひとつとして同じものはありません。
「特徴点鑑定」では、これらの特徴的な部分が一致するかどうかを確認します。
12点一致すれば同一人物と見なされるのです。
「たったの12点?」
と思ったかもしれません。
しかし、12点一致する確率は、なんと1兆分の1。
8点一致であっても、1億分の1と言われています。
怪文書の封書などに、指紋がキレイに残っている可能性は低いでしょう。
指紋は、全体ではなく一部のみ検出されることがほとんどです。
指の3分の1程度が残っていれば、特殊な機械で鑑定可能です。
提出するものは怪文書(手紙やはがき)と、犯人と思われる人物の指紋です。
ただ、簡単に指紋を提供してくれることは稀です。
もしもすんなりと協力してくれたなら、犯人は別人かもしれません。
自然と物を触らせて、指紋を獲得するのが良いでしょう。
例えば、
・ガラス類(グラス、コップ)
・プラスチック
・ビニール
・紙類
・テープ類
などから採取しましょう。
一番おすすめなのはクリアファイルです。
犯人に渡しやすく、指紋も検出しやすいアイテムです。
表面が滑らかなほうがベターです。
逆に指紋が取れにくいものは、半紙や和紙などのざらざらとした感触です。
「恋人・家族・友人など親しい間柄であれば、簡単に指紋が取れるのでは?」
確かに、一理あります。
・歯ブラシ
・パソコンのマウス
・マグカップ
・ボールペン
など、日常的に使っているものは、鑑定に出せるのでしょうか。
残念ながら、高い頻度で触っている品物の場合、指紋が重なってしまっています。
このようなケースでは、照合ができないのです。
「指紋鑑定」に提出する際は、前述の通りクリアファイルなどが最適です。
「指紋鑑定」へ出す前に、一時保管するケースもあるでしょう。
そんなときはどうしたらよいのでしょうか。
まず、素材を確認します。
紙類であれば、そのまま封筒に入れましょう。
怪文書の封筒・便箋・はがきなどが該当します。
実は、紙類に付着した指紋は、数年経っても消えません。
一方、紙類以外のガラスやプラスチックなどは、こすると消えてしまう危険性が。
素手で触るのはNGなので、手袋を付けるのを忘れずに。
ジップロックなどで密閉するのが良いでしょう。
何もしなければ、犯人の指紋は数ヶ月残ります。
ほかにも、
・日光
・気温の変化
・物との接触
などには気を付けましょう。
出来る限り迅速に、プロへ依頼するのが一番です。
その後、品物を郵送(または手渡し)しましょう。
「指紋鑑定」に要する日数は、業者やサービスによって異なります。
目安としては2週間から3週間。
比較する資料の数や、指紋の数でも変動します。
裁判所へ提出予定なら、しっかりとした鑑定書を作成するサービスを選びましょう。
詳細に記すため、1ヶ月を超える場合もあります。
さらには、証人喚問への出廷を行う専門家もいるので、心強いですね。
依頼前にチェックしておきたいポイントは、
・何日かかるか
・鑑定書のサンプルを見せてもらえるか
・お見積り金額
です。
複数社に相談し、信頼できる業者に頼むのがベターです。
あなたに怪文書を送ってくる人は誰なのでしょうか。
手紙やビラなどの紙類で届いたなら、「指紋鑑定」が有効です。
専門家の調査により、犯人までたどり着く可能性は高いです。
大まかな流れはこうです。
1.証拠品を厳重に保管
2.怪しい人物の指紋を採取
3.専門家に「指紋鑑定」を依頼
4.鑑定書が届く
数週間で、怪文書の加害者を割り出せます。
「指紋鑑定」は法的な証拠にもなり得るので、トラブル解消への第一歩となるでしょう。
当社スプラッシュジャパンの「怪文書対策コンサルティング」は、あなたに寄り添います。
証拠を集め、犯人を特定し、問題の解決へと導きます。
本気で「怪文書」問題に取り組みたい方のみ、お問い合わせください。