怪文書でお困りの方、犯人を特定されたい方向けの対策方法をお教えします

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住んでいるアパートに誹謗中傷の怪文書が・・・!その原因と解決方法

カテゴリ:嫌がらせ 怪文書

住んでいるアパートに誹謗中傷の内容が書かれた怪文書が送られてきた・・・

アパート中に怪文書がバラまかれてしまった・・・

 

このようなアパートやマンションをめぐる近隣トラブルは誰しも体験しうる身近なもので、後を絶ちません。

 

怪文書は送られてくるだけでも不気味で不快ですが、そのまま放っておくともっと酷い被害を受けることになりかねません。

 

今回は、怪文書が送られてしまう原因になりうるものや、怪文書が送られてきたときの解決方法を重要なポイントとともについてお伝えしていきます。

 

住んでいるアパートに一度でも怪文書が送られてきてしまったら、甘く考えずにしっかりと対処することをお勧めします。

 

アパートの近隣住民との関係性はとてもデリケート

アパートの近隣住民は友人でも仕事仲間でもない微妙な立ち位置で、関係性はとてもデリケートなものです。

 

自分とはかけ離れた想像もつかないような価値観を持っている人が隣の住人であることもあり、気にもとめなかった些細な発言や行動から近隣住民の恨みをかい、妬みや嫉妬から悪質ないやがらせに発展するケースが多発しているのです。

 

アパートの近隣住民との関係性をうまく保てるように日々意識しつつ、もしも怪文書などの嫌がらせトラブルに発展した場合はすぐに対処していくことがとても重要です。

 

アパートで怪文書が送られてしまうことで起きる弊害

安心できる我が家であるはずのアパートに、怪文書が送られてきたら恐怖を感じますよね。怪文書はあなたやあなたの家族の心をえぐるだけでなく、他にもたくさんの弊害を引き起こします。

 

以下に紹介するような弊害が大きくなる前に、専門家に相談しながら適切に対処していくようにしましょう。

 

怪文書の誹謗中傷内容で精神的ダメージを受ける

怪文書はたいていの場合、あなたやあなたの家族に関する誹謗中傷の内容で埋め尽くされています。面と向かっては到底言えないような酷い言葉が並べられていて、大きな精神的ダメージを受けてしまうでしょう。

 

怪文書を受け取ったことがきっかけで大きな精神的ショックをうけ、そのままうつ病を発症してしまうケースも少なくないのです。怪文書を送った犯人を特定し、犯人を訴えたり損害賠償請求をしたりすることで、少しずつ心のケアに専念できるようになるはずです。

 

アパート中にあなたへの誹謗中傷が出回る

怪文書はあなただけに送ってくるパターンと、あなたの周りのアパートの住人たちや職場の人たちにばらまかれるパターンとあります。

 

後者の場合、アパート中にあなたの誹謗中傷が知れ渡ってしまうので、近隣住民と顔を合わせづらくなりますし、非難の目で見られる可能性もあるので、住みにくくなることは避けられないでしょう。

 

もちろん、怪文書の内容がでたらめで身に覚えのないことばかりであることが多いので、「放っておけばそのうちみんなも忘れるだろう」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、あなたのパートナーやお子さんたちはアパート中に誹謗中傷が出回ると精神的にしんどく感じることもあることは配慮してあげるべきでしょう。

 

怪文書の中傷の内容はエスカレートすることがほとんど

怪文書を送ってくる犯人はあなたに対して大きな恨みを抱えていることが多いため、誹謗中傷の内容がどんどんエスカレートするケースがほとんどです。

 

誹謗中傷の内容がエスカレートしてしまうと、「お前の旦那は会社の●●さんと不倫している」「お前の旦那は痴漢常習犯だ」など家族すらも疑ってしまうようなことを書かれてしまい、家族の関係性や信頼関係にすら影を落としかねません。

 

まったくの事実無根の怪文書のせいで余計なトラブルを発生させる前に犯人を特定しトラブルを抑え込まなければいけないのです。

 

アパートで怪文書を送られてしまう原因となりうるもの

突然アパートに怪文書が送られてきたら「え?なぜ?何か悪いことしたのかな?」とパニックになってしまうと思います。

 

あなた自身は悪気がなくても受け取る側や違う価値観を持っている人からしてみれば不快に思うこともありえますので、まずは怪文書が送られるような原因は身近にないか、ご自身でチェックしてみてください。

 

意図的ではない生活音

トイレを流す音、洗濯する音、掃除機の音など、悪意があるわけではなくどうしても生活しているうえで出てしまう生活音がきっかけで怪文書などの嫌がらせを受けてしまうことがあります。

 

自分では気にならなくても住宅の配置などで気になる人もいるかもしれないと心に留めていくことは必要でしょう。

 

楽器や子供の泣き声などの騒音

お子さんがいる家庭や楽器を持ち込んでいる人は、周りからその鳴き声や騒ぎ声、音色が騒音ととらえられる可能性が高いことは理解しておくべきでしょう。

 

子供の声は仕方のないことではありますが、引っ越しの時に一言お詫びを前もって入れておくなどの対策でかなり嫌がらせは予防できますよ。

 

車・駐車場でのマナー

車を持っている方は、車を扱うマナーにも気を配る必要があります。早朝や深夜に車のエンジン音を出していないか、駐車してはいけない場所に一時的にでも車を停めることはないか、チェックしてみてください。

 

ゴミ出しのマナー

アパートでの嫌がらせ問題に発展しやすい要素として、ゴミ出しのマナー問題が挙げられます。ゴミは種類によって出せる曜日が決まっていることが多いですし、出してもいい時間帯も決まっていることがほとんどですよね。

 

これらのマナーを守っていないと、怪文書をはじめとした嫌がらせを受けるきっかけになってしまうこともありますので注意してください。

 

ペットの鳴き声や異臭

ペット可のアパートに住んでいる方は、ペットの鳴き声などにも注意が必要です。また、ペットの匂いは飼い主にとってみればあまり気にならないものかもしれませんが、飼い主ではない人や、ペットを飼っていない人からするとかなり気になるものです。

 

周りへの影響を考えながらペットを飼育していく必要があるでしょう。

 

挨拶の有無

挨拶が怪文書を送るきっかけになることもあります。アパートの住人同士で挨拶することが当たり前と思っている人もいれば、自分の子供に「知らない人に話しかけられても返事をしてはだめ」と教育している人もいるので、そういった挨拶でのトラブルが嫌がらせ問題に発展することもあります。

 

コロナの影響もあるので、声を出しての挨拶には抵抗がある方も多いと思いますが、大人同士であれば、挨拶をされたら軽く会釈して笑顔を見せるくらいはしておいたほうが余計なトラブルを防ぐことにつながるでしょう。

 

日常的な会話からの妬み

アパートの住人同士で、ある程度会話できる程度の関係性だと、まさか自分のアパートの人間が怪文書を送ってくるなんて考えられない!と思うかもしれませんが、意外にも普段の日常的な会話から妬みを買うこともあります。

 

何気なく話に出した自分の夫の勤め先や子供が通っている学校、大学などの会話から嫉妬を買うことも珍しくありません。そういった嫉妬がエスカレートすると怪文書を送られてしまう原因になるのです。

 

アパート近くの「道路族」も怪文書問題の引き金に・・・

「道路族」というワードを聞いたことがあるでしょうか。道路族もアパートにまつわるトラブルを引き起こす要因になりうるものです。具体的に道路族についてご説明していきます。

 

道路族とは

道路族とは、アパート前の道路などで大騒ぎをして遊ぶ子供たちやその親のことを指します。中には、道路上でバーベキューをするような道路族も存在します。

住んでいる部屋の近くでの子どもの遊び声やボールを当てる音などは予想しているよりも大きく響き、かなりの騒音になっていることがあります。

 

また、夜遅くまでお酒を飲みながらバーベキューをして騒ぐ大人たちの声は我慢ができないほど迷惑なものになります。

 

怪文書を送られる要因にもなりますし、最悪傷害事件にも発展しかねないほど問題になっています。

 

道路族の対処法

あなたのアパートの周りで道路族がいる場合は、以下のような対処法を検討するといいでしょう。

 

・騒いでいる子供に直接注意する

・親、保護者に注意して辞めさせる

・自治会に報告する

・警察に通報する(複数回しておくと後々有利になる)

・防犯カメラの設置を管理会社に依頼する

・探偵に状況撮影などの調査を依頼する

・探偵に騒音測定などの調査を依頼する

 

子供や保護者に直接注意して収まればベストですが、中には意地を張って辞めない(辞めさせない)人や、さらに大声でエスカレートする場合もあります。

 

そのようなときは、管理会社に報告したり自治会に報告したりして第三者を入れるのがいいですね。さらにひどいときには警察への相談も視野に入れましょう。

 

騒音問題で裁判を起こすことになる場合は、訴えるための証拠が必要になりますので、探偵に調査を依頼して加害者を特定できる写真や動画、騒音の基準値を超えていることを証明できる資料を揃えてもらうことが必要になります。

 

アパートでの怪文書問題の解決方法

アパートで怪文書をバラまかれたり、怪文書を送られてしまったりした場合、適切に対応しなければ問題が悪化してしまうことは防げないでしょう。できるだけ早く解決できるよう、対処法をしっかりと頭に入れておくようにしてください。

 

管理会社に相談する

怪文書を受け取ったら、まずは管理会社や大家さんに相談してみましょう。以前にも同じようなトラブルが起きていた場合、スムーズに対応してくれるかもしれませんし、よく怪文書などのトラブルを起こしている心当たりのある人物について教えてくれるかもしれません。

 

また、エントランスに防犯カメラがない場合は、管理会社に相談して監視カメラの設置をお願いするという手もあります。

 

怪文書を送ってきた犯人の目星がついているのであれば、管理会社に間に入ってもらって当人と話し合いをすることも可能ですが、確固たる証拠がなければ言い逃れされてしまう恐れも大きいので、ある程度の証拠がなければこの方法はあまりお勧めはしません。

 

警察に相談する

怪文書の内容に殺人予告や放火予告などが書かれている場合などは、命の危険があると判断してもらえる可能性があるため、警察に相談すれば捜査をしてくれるかもしれません。

 

ただ、誹謗中傷の内容だけだと、緊急性があるとは言えないと判断されてなかなか捜査に踏み切ってもらったり犯人が分かっていても証拠がなければ動いてもらえなかったりということもありえます。

 

怪文書などの嫌がらせトラブルは、被害証明が煩雑で、被害の証拠や犯人特定の証拠収集が難しいため、完全に解決するまで数年かかるようなケースもあります。解決までに長引く可能性がある場合は、以下に紹介する探偵への依頼を検討したほうが賢明です。

 

探偵に相談する

近隣トラブルになっている内容が違法行為や不法行為に該当するような場合は、その被害の証拠をしっかりとそろえた上で法律に基づいた解決を取ることをお勧めします。

 

そして、その際に必要となる被害の証拠や犯人を特定するための証拠は、素人が集めるのはかなり困難なため、近隣トラブルや嫌がらせ問題に詳しい探偵に調査を依頼するのがベストでしょう。

 

送られてきた怪文書が悪意のあるもので、その手法に不法行為が含まれることを客観的に判断できるような証拠を集めて法に基づいて対応することで、しっかりと問題を終息に向かわせることができます。

 

弁護士に相談する

法に基づく対処法を取る際は、探偵に証拠を取ってもらったら、弁護士に相談して手続きを依頼する方法がお勧めです。

 

弁護士は法律のプロなので、探偵が取ってきてくれた証拠を適切に使ってくれ、スムーズに解決まで導いてくれるでしょう。あなたが必要と感じれば損害賠償請求をすることも可能なケースもありますので、弁護士に相談して自分が最も納得のいく解決方法を探ってみてください。

 

まとめ

住んでいるアパートに怪文書が送られるという嫌がらせ被害は決して珍しいことではなく、ちょっとしたきっかけでトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。

 

大切なのは、被害を受けたことを放置せず、しっかりと対処して問題を根本から解決していくことです。そのためにはまず怪文書を送ってきた犯人を特定すること、被害の証拠を集めること、そのうえで、怪文書を送ったことの不法性や悪意を客観的に証明していくことが重要になります。

 

自分だけで悩まず、信頼できる探偵に相談して最善の解決策を一緒に模索していくことをお勧めします。