など、怪文書の内容は様々です。
他にも最近の傾向として、密会していた時の様子を撮影した写真を配布されたり、またはねつ造された写真、アイコラ写真をばらまかれたというケースもあります。
そして、現代ならではの手法として、○○.comのようなドメインを取得し、まるでニュース記事に関連するかのようなサイトを作られ、いかにもホンモノのように出典元からの記事を引用したように見せかけたり、無料で使えるTwitterアカウントで、個人や企業になりすまし、誰の目にも触れるよう表示をし、被害者を犯人に仕立て上げるという手法も昨今では急増しています。
このように、怪文書はネット上でも、行われることが多くなり、延長線上には、YouTubeなど動画を使った方法や、偽アカウント,偽idによるなりすまし、SNSなどへの誹謗中傷記事も同じと言えるでしょう。
しかし、怪文書は現在でもデジタルよりアナログ的な手法が取られることが多く、詳細な文章や記事として構成されているものが、多いのが現実です。
ちなみに、怪文書の大きな特徴、「はがき」と「封書」の違いはご存知ですか?
はがきの特性は、誰の目にも触れる…
封書の特性は、開封した人のみ目に触れる…
つまり、事を公に広めようとする場合は、怪文書にはがきを使われることが多く、家族や勤務先の従業員など不特定多数の人の目に触れさせるのが目的となります。
その逆に、特定人物となる配偶者や上司などに直接知らしめるようとする場合は、怪文書に封書を使われることが多いのです。
妬みつらみなど、感情を抑えきれなくなった犯人は、怪文書を送るという行動を取ります。
妬み、つらみの根源は人それぞれですが、主に、男女問題、会社内での評価、ライバル会社からの一方的な怨恨などが原因になっていることが多いと言えます。
怪文書は一つの手段であって、怪文書の他に2chや爆サイに書き込みをする、車や外壁に傷を付けるなど行われるケースもあります。
また、最近では怪文書の犯人扱いをされているといった事例も増えており、妬み、つらみを持った人物があなたを犯人扱いし、陥れようとしている可能性もあります。
例えば、夫婦関係があるA子さんとB夫さん。
このB夫さんに愛人C美さんがいたとしましょう。
A子さんは常々C美さんの存在に嫌気がさしていました。
そこで、B夫さんにC美さんとのことを問いただしたり、思いを伝えていましたが、相も変わらず浮気が続いていました。
思い立ったA子さんは、C美さんの自宅や勤務先へ怪文書を送りつけました。
その内容は、不特定の男性と関係を持っているというようなもの。
このようなケースがあれば、まったく逆のケースもあります。
夫婦関係を疎ましく思うC美さんは、A子さんとB夫さんの関係悪化を企んでいました。
そこで、怪文書をB夫さんの自宅に送り、A子さんの目に付くように送りつけました。
その結果、夫婦喧嘩を招くことができ、A子さんを精神的に追い込むのでした。
怪文書を送られる覚えがないと言う方も怪文書による被害を受ける場合もあります。その多くは、近しい関係者による攻撃。その中でも多いのが、ママ友や近隣住民と言った関係者。
これらの人物は、表の顔を裏の顔を持ち合わせる場合も多く、一見したら嫌がらせ行為を行うようには見えません。
さらに、優しい言葉を投げかけ、気遣いをしている様子に見えます。しかし、その裏では被害状況を知り、どのくらい追い込めているかを確認していると言った顔も持ち合わせています。
自分の名前を騙った怪文書が会社に届き、犯人扱いを受ける場合もあります。
上司や同僚が自分を陥れるために送り付けてくることが多く、結果的に会社内での立場が悪くなってしまいます。
一度、社内で疑いがかかると周囲からの信頼を失い、辞職にまで追い込まれるケースもあります。
以上の4例のように、視点を変えることで、それぞれの立場から怪文書を送るということが考えられるのです。
このような状況に陥ったとき、慌てたり、必要以上に恐怖を感じないことが大切です。
犯人は前述の通り、怪文書により、精神を不安定にさせ、日常生活がままならなくなったり、人間関係を壊すことを目的としています。
つまり、怪文書が届いたからと冷静な判断力を失ってしまうと、正しい対応や解決方法も見いだせなくなります。
そこで、まず、怪文書が送られてきたときの対応として、
怪文書そのものが証拠になります。
・紙質
・インク
・消印
・指紋
・筆跡
・糊
・宛先の記載
と言った怪文書を送った犯人を特定するにあたっての貴重な情報が残されています。
不用意に汚れを付けてしまったり、ぬらしたり、破いてしまうと貴重な情報を失いかねません。
触るときは、手袋をし、クリアファイルに保管するなどし、写真やコピーを取るなど対応しましょう。
怪文書を確認をしてもらう人の中には、直接犯人に繋がっている、または犯人本人と言うこともあります。
証拠隠滅を計られないように、細心の注意を払うよう対応してください。
怪文書を送ってきた犯人は、意外にもあなたの身近な人物と言うことが往々にしてあります。
つまり、ターゲットとされたあなたの身辺に犯人が妬み、嫌がらせをしてきているか、あなたに関わる人に対しての嫌がらせの一環であなたがターゲットとされた可能性があります。
いずれにしても、犯人はあなたのことを知っていて、あなたも相手のことを知っている可能性があります。
その場合、怪文書の内容や宛先などを踏まえ、
など、チェックし、心当たりのある人物をリストアップしましょう。
犯人はあなたの側にいる人物と前述しましたが、そうなるとあなたの反応を近くで伺っている可能性があります。
犯人をエスカレートさせるのも、沈静化させるのも、あなたの行動次第と言うこと覚えて対応しましょう。
不倫や横領といった社会的に反する行為は、犯人にとって格好の材料となります。
その弱みを使って、さらなる怪文書を送ってくるなど、追い打ちをかけてくることは、簡単に想定できます。
くれぐれも弱みになるような不誠実な行動は慎むように対応しましょう。
警察や弁護士に相談をすると言う方もいるでしょう。
怪文書による被害を解決する際、問題になってくるのは警察がすぐに捜査に乗り出してくれないと言うこと。
つまり、ストーカー行為や脅迫という明確な行為があれば、警察も動けなくは無いのですが、多くの場合、怪文書の内容だけでは“事件性はまだ無い”と判断され、思ったように対応してくれないことがあります。
特に、怪文書の中で、生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知してきたかどうかがポイントで、
名前(フルネーム)+殺す
であれば、警察も事件性があると捉えてもらえます。
ですが、
名前(名字のみ、ニックネーム等)+死ね
では、言葉の意図が同じでも動いてもらえない現実があります。
× 例 タカシ氏ね
× 例 ユウヤ死ね
× 例 ユキなんて死ねばいいのに
と言った、どこのタカシやユウヤ、ユキを指しているのか、人物特定出来ない場合、そして死ねと言う願望では“警察が動きにくい”“動いてもらいにくい”というのが現状です。
その為、解決に向けて、情報や証拠を集めていくと言った対応が必要になってきます。
あなたの様子が、犯人が思った以上にダメージを受けていないと目に映ったとき、攻撃はさらにエスカレートします。
執拗な嫌がらせにより、精神を衰弱させるまで追い込んで来る可能性があるので注意が必要です。
ですが、好都合という考え方も出来ます。
怪文書のみで犯人を特定することは難解ですが、器物破損、建造物侵入など実際に法を犯す行動に移ってきたとき、犯行現場を確保することで犯人を捕まえるなど対応出来るようになります。
その為、2次被害3次被害も想定して、証拠を確保する準備も同時に行うなど対応方法の視野も広げておきましょう。
犯人はあなたをおとしめるためなら、何から何まで利用してきます。
その中で、あなたに一番ダメージを与えられる方法。
それは、あなた自身では無く、あなたが大切に思う人への攻撃。
お子さんや配偶者、両親や恋人。
会社関係であれば、上司や経営者、取引先。
これら、あなたが影響を与えたくない人へのアプローチが行われる可能性があると念頭に入れ、予め、怪文書事件に巻き込まれていることを伝えておいたり、何か出来事が起きたときは協力者になってもらえるように伝えておくことも防衛するための対応手段として必要です。
民事事件での対応にしても、刑事事件での対応にしても、いずれも犯人を訴える為には、怪文書を送ったという犯行を証明しなければなりません。
怪文書を送ってきた証拠としては、ポストなどへ投函する様子を収めた写真、怪文書についている指紋、怪文書に記されている筆跡など、犯人が怪文書を送ったと言うことを自分で証明できるように対応しなくてはなりません。
何人もいる目星の付いた人物の中から、この人物と見つける為には、相応の時間と労力が必要になります。
仮に、3人ほど絞り込めたとしても、3人に対して調査が必要で、仮に行動監視を行うとすれば、一日24時間、それが複数日に渡り必要となります。
また、指紋や筆跡の鑑定をする場合は、怪文書に付着している指紋や、記されている筆跡と、怪しい人物3人の指紋や筆跡との比較が必要になります。その為、3人に分からないように、それらの比較対象物として指紋や筆跡を入手しなくてはなりません。
それが出来て初めて、比較が可能となります。
このように、それらの証拠が無ければ、警察も弁護士も対応してもらいにくいため、ご自身によって証拠を集めるか、探偵社などを利用して証拠を集めるなどの対応が必要になってきます。
怪文書の犯人扱いを受けるケースでは、あなたの名前を騙った怪文書を上司や同僚など周りの人間が受け取りあなたに伝えてくることがほとんどです。
多くの場合が、上司や同僚があなたを陥れるために、あたかもあなたから怪文書が送られてきたように見せかけてきます。その際、怪文書の中身を確認するよう持ち掛けられても、素手で触れたりしないよう注意しましょう。
素手で触れることで怪文書にあなたの指紋が残り、それを理由にさらに犯人扱いされる可能性が高まります。
また、いつどのような内容のものが何通届いたのかを細かく把握をすることも大切です。
この手の怪文書は文章のみならずSNSを通して送られてくる場合もあり、中には写真のみが送られてくることもあります。
突然自分の名前を騙った怪文書が届くと不安になり、冷静な判断ができなくなりますが、焦らず現状を把握することであなたの疑いを晴らすことにも繋がります。
このような質問を自分に与え、自問自答してみてください。
少なからず、該当していると思える人物が出てくるはずです。
そして、本当にその人物が怪文書を送ったのか確証を得るようにしましょう。
記事の内容、投函時の様子、会社内のパソコンで怪文書を作っている様子、怪文書そのものに付着している指紋の鑑定や怪文書の筆跡鑑定、これらの情報を集め、証拠を得ることで、あなたの身を救うことになります。
警察に突き出すというのも一つの対応として間違いではありませんが、その対応法だと反撃をされる可能性もあります。
それよりも、警察への相談により、どのくらいの罪になるのか、どれだけのリスクのある行為だったのかを情報収集しましょう。
そして、証拠の有用性や、犯罪としての立証が出来れば、犯人本人と直接対峙するなど、様々な対応が可能となります。
この際、弁護士を立てることも、示談交渉の場を持つことも対応可能です。
刑事事件にしないことを条件にし、同様の行為を行わさせない。
そう言った方法で、大きな問題にしないで解決に繋がることも出来ます。
最終的な解決は、あなたがどんな形を望むかによります。
と、一連の流れであなたが望む解決まで導くことが対応可能です。
証拠を撮って終わりでは問題は解決しません。
本質的な解決とは、犯人の心の闇を知り、怪文書を送るなど同様の行為を行わさせない、コレに尽きるのでは無いでしょうか。
と言ったことが大切だと学んだのです。
こう言った経験をしてきた私だからこそ、あなたの今のお気持ちも分かりますし、落ち着かない精神状況も分かります。
この問題を、うやむやにしないで、本当に安心できる日が来るように私はお手伝いできます。
もう、一人で悩まれないでくださいね。
解決に向けて、一緒に戦っていきましょう。
調査、コンサルティング、カウンセリングに主軸を置き、調査業務だけでは解決出来ない心のケアも含めて重要視しております。
また、法人支援サービスも充実させ、企業に不利益を与えるトラブルを未然に防ぐことで、企業の健全な活動に貢献したいと考えております。
法律の分野で活躍される先生から、メッセージを頂いております。
怪文書対策は、時代と共に怪文書を送ってくる犯人の手法や手口などによって日々進化していきます。今年は有効だった手法も翌年には使えなくなる事もあります。しかし、新たに生み出された解決方法もあります。
これらの新しい情報を共有しつつ、怪文書対策コンサルティングとしてお伝えしていきます。
安心パック▶11時間 | 299,000円(税込) |
安心パック▶22時間 | 429,000円(税込) |
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安心パック▶11時間 | 60,000円(税込) |
安心パック▶22時間 | 100,000円(税込) |
安心パック▶44時間 | 160,000円(税込) |
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延長料金▶1時間 | 30,000円(税込) |
★経費込みの費用となります。安心パックについての詳細はこちら
指紋鑑定は、鑑定後、結果をどのように使用されたいかによって、鑑定ケースが異なります。
例えば、怪文書に残されていた指紋の検出と照合を行い、
・犯人を特定したいが、裁判にまですることは考えていないと言ったケース
・裁判にまで発展することを視野に入れ詳細な分析が必要と言ったケース
と言ったように、怪文書で悩まれる方によって、指紋鑑定の目的が異なります。
その為、一般鑑定と精密鑑定に分類し、ご要望されるケースにあわせてご対応を致します。
一般指紋鑑定
一般指紋鑑定とは、指紋に関わる情報を検出及び照合をし、その内容にて鑑定書を作成しお渡しします。
この鑑定書を証拠にし、怪文書の犯人に対して、話し合い・責任追及をする際にご利用できます。
基本料金 ¥390,000-(税込) 鑑定期間:2週間以内
指紋検出物件 20点分
犯人候補者指紋の照合 10名分
怪文書からの指紋の検出作業
怪文書と候補者の指紋の照合作業
鑑定書1部作成
備考
追加物件料 ¥70,000-(税込)
指紋検出する物件(怪文書・封筒等)が20点を超えた場合、超過点数5点ごとに¥70,000(税別)が発生いたします。
副本作成 ¥50,000-(税込)
鑑定書を2通以上作成する場合に1通ごと¥30,000-(税別)に発生します。
精密指紋鑑定
一般指紋鑑定よりも、綿密に検出照合鑑定を行い、鑑定書も詳細に記載されています。
用途として、裁判所に証拠として提出する場合など、怪文書の犯人に対して、法的な対応を望む際は、こちらの鑑定を推奨致します。
基本料金 ¥790,000-(税込) 鑑定期間:3週間以内
指紋検出物件 20点分
犯人候補者指紋の照合 10名分
怪文書からの指紋の検出作業
怪文書と候補者の指紋の照合作業
鑑定書3部作成
証人尋問への出廷
備考
追加物件料 ¥70,000-(税込)
指紋検出する物件(怪文書・封筒等)が20点を超えた場合、超過点数5点ごとに¥70,000(税込)が発生いたします。
副本作成 ¥50,000-(税込)
鑑定書を2通以上作成する場合に1通ごと¥50,000-(税込)に発生します。
共通事項
現地に赴き、指紋検出が必要な場合は、出張旅費として交通費+60,000円(税込)となります。
その他、特殊なものについてはお見積もりいたします。
一般筆跡鑑定
一般筆跡鑑定とは、筆跡に関わる情報を分析及び照合をし、その内容にて鑑定書を作成しお渡しします。
この鑑定書を証拠にし、怪文書の犯人に対して、話し合い、責任追及をする際にご利用できます。
基本料金 ¥450,000-(税込) 鑑定期間:3週間以内
怪文書に残されている筆跡特徴の照合
怪文書に残されている筆圧の検査
怪文書に残されている配字(文字の感覚や大きさ)の検査
鑑定書1部作成
備考
追加鑑定料 ¥220,000-(税込)
犯人候補者が増えた場合に発生します。
副本作成 ¥50,000-(税込)
鑑定書を2通以上作成する場合は1通ごとに発生します。
精密筆跡鑑定
一般筆跡鑑定よりも、綿密に分析鑑定を行い、鑑定書も詳細に記載されています。
用途として、裁判所に証拠として提出する場合など、怪文書の犯人に対して、法的な対応を望む際は、こちらの鑑定を推奨致します。
基本料金 ¥890,000-(税込) 鑑定期間:1ヶ月
筆跡特徴の照合
筆圧の検査
配字(文字の感覚や大きさ)の検査
鑑定書3部作成
証人尋問への出廷
備考
追加鑑定料 ¥450,000-(税込)
犯人候補者が増えた場合に発生します。
副本作成 ¥50,000-(税込)
鑑定書を4通以上作成する場合は1通ごとに発生します。
共通事項
現地に赴く必要がある場合は、出張旅費として交通費+6万円(税込)となります。
その他、特殊なものについてはお見積もりいたします。
世界最高の安心と信頼の証であるベリサイン社のSSLを使用しています。
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